他者の意見を呑むときの動機づけ

お酒を呑みながらこのエントリを眺めていたのだけれど、ふと浮かんだ考えがあったのでメモっておく。

もしかしたら人によっては、
「全然納得してないけど今回は相手に譲る」
という理由で相手の意見を採用している人が居るのではないか。そしてそれがあるべき姿と考えているのではないか。

あのネコ(右向きのほう)の物言いからして、問題は左向きのネコが相手の意見を採用した「理由」なのは明らかだ。ではどのような理由なら「上から物を」にならないか。

結局相手のことを慮っている（ように見える）かどうかではないか。

「二つの案を右手と左手に比べてどうも俺はそっちの方が良さそうだからそっちを選ぶぜ」
という思考過程において、そこに相手の存在は希薄である。極論すれば神の視点＝上から視点である。

「あなたがそこまで言うのならその意見に賛同しますよ」
的な物言いが右向きネコには心地よいのではないかと、ふと考えた。