あと40日

アクチュアリー会年次大会に行ってきました。
個々の感想は書いている暇がないので割愛ですが、代わりに最近感じていることを。


2次試験の過去問を眺めていると、昔は穴埋め問題が多かったなぁと感じます。個人的にはそういう問題は得意なので、「この時代に受けていれば…」と思ったりもしますが、それはさておき。

最近の傾向として、説明させる問題が増えた気がします。
いろんな概念単語を必要十分に自分の言葉でまとめる。
今日の発表でもそうでしたが、ERMのいろんなワードをもし社長とかに聞かれたら、説明として必要十分なのはたぶん最大2-3行程度。それでもし興味を持って突っ込んできたらプラス5行とか。CERAの資格はそれがたぶんに意識されてる気がした。

もう一点、論述についてあれこれ考えをめぐらせていると、「これってなんだっけ」「これってなんのためだっけ」「こういうときはどうするの」と、いちいち自分に突っ込み入れる考え方が必要だなぁと感じる次第です。自分で入れた突っ込みに反応していくことで自分の中の議論が成長していけばいいのではないのかなぁと。

たとえば、両論あってどっちにもメリットデメリットあって、みたいな問題についていえば、実務においては最後にはえいやっと飛ぶ場面が必要になるわけで、そのときに必要な態度は「できるだけ広い視点で考えてメリデメ把握しました、論理的には回答一意ではないですが、わたしはこういう理由でここを重視して、こっちを選ぶことにします」なのだと思ったり。(もちろん、実務においては判断は上位層や経営陣が行う必要があって、判断させてもらえないこともあるけど。でも自分の意見は持つべきだし言うべきだと思う。)

つらつら書きましたが、誰かの勉強の一助になれば幸い。